2012年秋アニメの感想総括

ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人さんの「今期(12月終了作品)を評価してみないかい?19」に参加させていただきます。

  • ベストキャラクター賞

中二病でも恋がしたい!丹生谷森夏
作中では攻略対象扱いではなかったけど登場及び厨二バレのくだりが大変ツボだった。

  • ベストOP賞

中二病でも恋がしたい!のOP。
結局飛ばさないで最後まで見てたのこれだけ。

  • ベストED賞

中二病でも恋がしたい!のED。
この作品ばっかだなw
これはiPodでヘビーローテしてた。

  • ベスト声優賞・男性

該当無し。
というか誰が出てたっけ?w

  • ベスト声優賞・女性

上坂すみれさん。
中二病でも恋がしたい!ガルパンでの演じ分けだけでなく作品世界の広がりにまで一役買っていたのを評価。

ストーリー:2
キャラ:1
画:3
演出:3
音楽:3
総合:2

合計点:14

最近流行ってる、過程をないがしろにした俺TUEEアニメの筆頭。
放映前は多種多様な敵達との命がけの駆け引きみたいなのを期待していて、第1話のデスゲーム宣言にはワクワクしてたクチなんだけど、蓋を開けてみれば

・キャラの在り方に対する説得力が欠如&それらが収束する結末がお粗末なために壁殴り必至の結婚(笑)といった各種シチュエーションが印象に残らない。
・各クールの締めの見せ場で斜め下の方向に( ゚д゚)ポカーン連発。

といった感じで、展開の是非を語る以前の内容に困惑しっぱなしだった。
ただそれでも商売としては立派に成功しているみたいなので総合評価+1。

ストーリー:2
キャラ:3
画:2
演出:3
音楽:2
総合:2

合計点:14

敵であるベータとマブラヴ本編キャラの強さが厳密に決まっちゃっていたせいで、TEキャラとしては人類同士でキャッキャウフフしたり小競り合いするしか無いという…。
ロボもあからさまにCGっぽい重量感の無さ&作画も低調だったし、たまに頑張ってるおっぱいとラブコメくらいしか見所無かった。

ストーリー:2
キャラ:3
画:3
演出:3
音楽:4
総合:2

合計点:17

当番回以外はキャラ特性を活かせてなかった&後半パワーダウンしてたのが残念だったものの、美少女版ギャグ漫画日和みたいなノリはハマったし、キャスティングもテキトーかと思いきやガッチリとキャラに合うキャスティングで中の人を意識させられることが無かったのはGJ。

ストーリー:2
キャラ:3
画:3
演出:3
音楽:4
総合:3

合計点:18

秋アニメの少女漫画原作シリーズその1(五十音順)。
最初にキスして相手を固めちゃってからのんびり和風ファンタジーという形なので特にツッコミ所も無く、キャラソンの使い方も上手かった。

ストーリー:2
キャラ:2
画:3
演出:3
音楽:2
総合:2

合計点:14

秋アニメの少女漫画原作シリーズその2(五十音順)。
最初にキスして相手を固めちゃったけどイケメンさんに自制心という概念が存在しなさそうにふらふらしてて視聴継続がダルかった。
『あのイケメンは最終的に私の所に戻ってくるし(優越感』ってのがやりたいというのが理解はできるけど、それを見せられて面白いってわけでもなく…。

ストーリー:2
キャラ:3
画:4
演出:3
音楽:2
総合:3

合計点:17

秋アニメの少女漫画原作シリーズその3(五十音順)。
最初にキスして相手を固めちゃってからのんびり学園ラブコメという形なので特にツッコミ所も無し。
サブキャラもキャラ立ってたけど、メインがガッチリ固まりすぎてるのでやっぱり退屈であった。

ストーリー:2
キャラ:3
画:3
演出:3
音楽:3
総合:3

合計点:17

こっち方面の知識が無いせいもあって予想の付かない展開で引き続き楽しめたものの、最後が尻切れトンボで消化不良。
あと、今更だけどあのニヤケ面にはやっぱり慣れない。
商売としてアニメ化するんならキャラデザに手を入れるべきだった。

  • K

ストーリー:2
キャラ:3
画:2
演出:3
音楽:4
総合:2

合計点:16

男ばっかりなんだけど汗臭いというよりBL臭かった…。
それに続編前提なのか、さんざん時間を割いてた伏線大量放置で消化不良。
また、余命少ないのを分かっていながら刑務所でのんびりしてたくせに犯人判明後は仲間に大迷惑をかけながら自爆テロ覚悟の無謀な行動を取った赤の王に関して、過去編をちょくちょく挟んだ割にカケラも理解・共感できなくて、しかもそれを最後の見せ場に持って来られた落胆も大きい。
小説や続編がその補完になるのだろうけど、行動原理不明なキャラが多すぎて興味が失せてどうでもよくなってる。

ストーリー:2
キャラ:3
画:2
演出:3
音楽:3
総合:2

合計点:15

やっと各ヒロインの担当回と修羅場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と思ったらなんだよ最終回の賢者モードは…。
繊細な少年少女の傷の付け合い舐め合いを題材にしておきながらこの賢者モードなオチに一足飛びなのは違和感ある。

ストーリー:3
キャラ:3
画:1
演出:2
音楽:3
総合:2

合計点:14

原作者が休載してまで関わった意欲作…なのに作画はダメダメだわ話は前に進まないわで散々だった。
終盤は結構見入ったけどそれだけじゃね…。
現在連載分のエピソードの直後の話として作ったんだから、あと1つか2つくらい作品としての伏線を消化するくらいの密度でないと…。

ストーリー:3
キャラ:3
画:4
演出:4
音楽:4
総合:4

合計点:22

良作画で原作再現度高く、キャラを理解した演出もナイス、しかもみんな大好き球磨川禊も登場、主題歌も空気読みすぎ、というわけで原作付きアニメとしてほぼ完璧な出来だった。
過負荷編からは映像化への無茶振りが多くなってくるので早く見たいものだ。

ストーリー:3
キャラ:3
画:4
演出:4
音楽:4
総合:2

合計点:20

六花ルートに入るまでは(Liteを放映していた頃合いまでは)文句の付けようが無い出来で、それ以降も大きく破綻してるポイントがあったわけじゃない。
ただただ、後半のシリアスが少々強引な割に盛り上がりに欠けたのがマイナスポイント。
個人的に『中二病と見せかけてガチの厨二ファンタジー!』みたいなのを期待していたのでその反動も大きかった…。
いや、試写会の時点である程度予想が付いていたことではあったんだけどね…。

ストーリー:2
キャラ:3
画:4
演出:3
音楽:4
総合:2

合計点:18

あの出来の悪いギャルゲーみたいな原作をよくぞここまで見られるようにした補正が強すぎて客観的に判断できないw
作画も一定以上をキープしてたのもGJ!
しかし生徒会メンバーとの出会い、特に銀兵衛の初登場シーンを省略してまでやらなきゃいけない程の進展があったわけでもなく、そこが不可解であり残念すぎた。

ストーリー:3
キャラ:3
画:3
演出:3
音楽:3
総合:2

合計点:18

進路ネタが多い&内容が結構かぶっているせいで“いつもの安定感”とは言い難く、同じような内容の繰り返し→遅々として進まない印象を受けてしまった。
いや、そもそもストーリーが進んでいく作品ではないんだけど、時間の流れを意識させられてしまうとどうしても、ね…。
自分の適性を見定めて進路を決めようってんなら簡単に決まる話ではないとは思うものの、もっとメリハリを付けて欲しかった。

ストーリー:3
キャラ:4
画:2
演出:4
音楽:3
総合:3

合計点:19

クソ作画&日常系ってことで期待を裏切られて落胆したものの、そこはコナミアニメの系譜ゆえか、キャラクター愛に満ちたトリッキーなストーリー展開でだんだん惹きこまれていった。
作画が良かったらどこに出しても恥ずかしくない作品になったのに…。

  • BTOOOM!

ストーリー:2
キャラ:2
画:2
演出:3
音楽:2
総合:2

合計点:13

展開が尻切れトンボなのはいいとしても、SAOみたいな作者の自己投影劇場がどうにも受け付けなかった。
爆弾っていう無慈悲な武器を扱ってる割にスリル皆無なのもダメだ。
あとOPも聴くに堪えん。下手ってわけじゃないみたいだけど。

ストーリー:3
キャラ:3
画:4
演出:4
音楽:3
総合:4

合計点:21

BDの規制解除込みの採点。
作画は二期の方が良かったけどそれでも高水準で、絵・内容共に原作再現度高く、各種やわらかさの表現もしっくり来て、かなり期待して見てた私のハードルを越えてくれたナイスアニメであった。