涼宮ハルヒの憂鬱(小説版)

(小)と彼女にアダルト要素を加味した(大)とのコンボはなかなか被害甚大だった。
そういやアニメ版のように、台詞の所々にハ行音*1が混じってなかったので、かすかに違和感を覚えた。まぁ最初から後藤邑子ボイスに変換してたから的確にハ行音入りだったがw 良くも悪くも声が印象に残れば勝手に変換して読んでくれるなんて、つくづくヲタク脳である。
あぁ、(大)の声が楽しみだ…。

アニメ見て小説を読んで得た彼女の印象は何故か“忠犬”だった。こんなテーマの同人誌がありそうだがそ〜ゆ〜意味ではなく。いや、意味合いとしては間違ってないか?…それはともかく。キョンを守るために我が身を顧みず、キョンの言葉を一々遵守する辺りが忠犬っぽいと思ったのだ。
あと戦闘シーンはアニメ版にいんすぱいあされた脳内劇場を観覧しながら鳥肌をたてていたし、メガネに関するやり取りは戦闘に増して破壊的だった。雇い主の意志が変わるエピソードとかあったら萌え死ねそうな話になりそうな気がする…

話の中心ではあるけど、破天荒時々ヤキモチ、なのでヒロインとしての魅力はたま〜に見せるヤキモチのみである。
と考えていた事を、最後まで読んだ後に反省した。ちょんまげハルヒはガチで良かった。

  • 本編

古泉や有希の台詞を理解しようとして足止めを食らったりしたが、他は一気に読めた。つまり定義を知らないSF用語なんぞを理解しようとするのは無理がある、と気付かなかったわけだ。

*1:「そんな〜」と「そんなは〜」の中間みたいな話し方。説明しづらい…。