アニメ業界における腐女子層開拓の変遷

つい最近までのアニメ業界において腐女子をターゲットにしたアニメは女性向け原作のアニメ化に限られていた。
そもそも彼女らにとってハズレの多いテレビアニメはチェックの対象外であり、基本的に原作経由でしかアニメに目が向かないからであろう。
しかし最近になって腐女子向けの要素を忍ばせつつ第1話ではアニヲタに受けるように仕組んでネット上を盛り上げて腐女子を引っ掛けて、中盤以降はgdgdでも大ヒットと呼べる数字を出して成功している作品がタイバニ、うたプリと続いている。
腐女子向けのキャラ配置をふんだんに盛り込んだセイクリッドセブンがいまいちパッとしなかったのもタイバニとの比較実験をするためだったのではないかと思えてならない。
経済力に男女の差が無い現状ではこの手の作品が増えていきそうだ。
数年前の萌えアニメ濫造時代の再来かね…。