IS<インフィニット・ストラトス> アンコール『恋に焦がれる六重奏』 感想

アニメ化大成功してOVA製作決定したまでは良かったものの、発売延期や特典の書き下ろし小説削除、ついでに原作新刊もなかなか出ない、とよろしくない要素がつきまとうISのOVA
本編の続きとなる4巻の短編集が都合良く本編放映時にウケたブヒ要素重視となっており、その3つ目と4つ目のエピソードをなぜか逆の順序で映像化している。
個人的にはビームがビュンビュン飛び交うシーンも欲しかったけど、どこを切ってもピンナップにできそうな作画と本作の映像ソフトの代名詞ともなっている乳首券発行をやってくれてるので文句は無い。
わがままを言えば乳首券はもうちょっとデレやら照れやらの感情込みのシーンで使って欲しかった、かな…。
あと、ブックレットの版権絵集が思わぬ収穫だった。

  • 前半

原作4巻第4話『恋に騒がす五重奏』の映像化。
OVAのタイトルが六重奏で一人増えているのは後半に蘭が出てきているからだろう。
若干アレンジを加えつつもポイントはしっかり押さえていた。
文章で私服の描写が描かれていてもいざアニメとなるとやっぱり鮮烈だよな〜。

  • 後半

原作第4巻第3話『真夏の夜の夢』の映像化。
正直、第2話の『二匹の子猫のラプソディー』の猫パジャマなシャルとラウラを見たかったが、尺の関係とメインヒロインという立場の都合上か、箒のメインエピソードのみ映像化。
原作でスルーしてた神楽舞をやることになったってのに止め絵の連続という実に残念な出来。
これならむしろカットした方がまとまりが良かったんじゃ…。
ともあれこれが売れれば原作が出る出ないにかかわらず二期は可能なわけだし、カットされた短編エピソードから始める感じで一つお願いしたいものだ。