めだかボックス 第12話（最終話）「黒神めだかがいなくても」

そういえば原作ではやってなかった気のする、怪我で入院中のめだかちゃんが抜けた生徒会の様子。
青空生徒会で事件の起きない生徒会を名探偵のパラドックスに例えて問答するといった後々にも適用できるような真面目な考察から“メディアミックスのためのメディアミックスが横行するアニメ業界”といったメタネタまでひとくさり触れた後、めだかちゃん抜きの三人だけで将棋部の事件解決。
ケンカと油を同時に売るといったフレーズや将棋に絡めた事件解決には舌を巻いた。
目立ってなから無理矢理いい事を言おうとするもがなちゃんもそれはそれでキャラが立ってて可愛かったし、阿久根が将棋部部長のことをファーストネームで読んでる理由が明かされなかったのが気になるくらい。
内容の密度としては漫画よりアニメの密度の方が圧倒的に濃いわけだから、書き下ろしだとやっぱり原作を読んで抱いてためだかボックスらしさが出る。
アニメ化に際して西尾維新さん自ら味付けをするくらいのことができたんならこんな微妙評価を受けることも無かったんだろうね…。

• 貧乏神が！

後番組。
ハーレムラブコメばかりの次期においては癒しになりうるかもｗ