ゆりゆり 感想

ゆるゆりコミカライズの横になもり絵のゆりゆりを置くのはやめてやれよ…という気分になるなもり先生の百合同人誌総集編。
ゆるゆり9巻が明日発売だってんで買ってきた。
どうやら

ゆるゆり8巻(通常版)→ゆるゆり8巻(限定版)→ゆりゆり→ゆるゆり9巻(通常版)→ゆるゆり9巻(限定版)

という順番らしい。

  • 内容

限られたページで完結させないといけない上にバッドエンドを避けるとなると必然的に展開がワンパターンにならざるをえないのは難点…。
でもキャラの立ち位置はなかなかバラエティに富んでいて、一読した後に表紙を見れば普通に区別が付くレベルだし、ゆりゆり3afterの親友ちゃん視点の後日談なんかもう思わずガッツポーズしてしまったわ!
こういう作品が描けるなら最近の『想いをさらけ出してエロエロさせればいいんだろ?』みたいな風潮に乗ってにゃんにゃんしそうなものなのに、ゆるゆりでは年長組を除いて一線を越えさせないようにし続けている、というか今の距離感がベストと思えるキャラ作りになっているのは貴重かつ秀逸であり、なもり先生の作品への地に足がついた取り組みの一端が見えたような気がした。
…ところでゆりゆり5afterが無いのは気のせいか?