俺の妹がこんなに可愛いわけがない 原作11巻 感想(ネタバレ込み)


京介と桐乃、桐乃と麻奈実が疎遠になっていたそれぞれの理由について腹を割って語り合った後に仲直りするお話。
過去編読みながらページ開いたら、ろりぷに天使がいきなり出てきて失神するかと思ったわ…。

表紙もそうだけど、この(^ω^)ペロペロしたくなる感じを描写できるなんてかんざきひろさんすげぇ…。
閑話休題
ともあれここに来て中学時代の偽乳系新キャラを出しつつ、その頃のクラスメイト達も交えながらのほろ苦い話が来るとは予想外。
しかしこれまでイマイチ出番や掘り下げの無かった麻奈実が“ほわほわしているだけの癒しキャラ”ってだけじゃない所をこれでもかと見せてくれたおかげで、ある意味“謎の人物”として終わるかと思われた彼女が報われてホッとした部分もある。
それにこれで過去と未来のキャラの変化がしっくり繋がったのも確かで、更には最悪の別れ方になってしまっていた偽乳ちゃんこと櫻井秋美のその後についても一応フォローしたので良しとしておこう。
で、最後は京介と桐乃が実の兄妹であることをあらためてアピールしつつヒロインズがお互いに宣戦布告して次の最終巻へ…というわけだ。
つまり10巻ラストのあやせたんの告白の返事は今回おあずけだったってことだな!!…orz
あ、あと、アニメ化は小説以外の媒体のネタも含めながらゆったり2クールでお願いしたいですね!