魔法科高校の劣等生 原作第1巻 感想


SAOと同様にWEB小説発祥らしい。
あまり誰視点か意識しないでテキトーに読む派なんだけど『あれ?これって誰が考えてること?』って引っかかる所がちらほらあったのが新鮮w
その辺の技術的なことは置いておくとしても、建前上の存在意義と矛盾した“補欠たりえない”例えば暗殺教室のE組のように差別対象としての役割しかありえない二科や、他のファンタジー作品における気功の類に似てるとか以上に不思議パワー未使用(?)で魔法を圧倒する忍術のチートっぷり、そして具体的にイメージで再現しようとする際に無理が生じる気がする立ち回りの数々…ととツッコミ所多数。読む気が起きない魔法の説明文を作り込む前にやることあるんじゃ…。
上下巻で入学編をやるということもあるかもしれないけど、主人公・達也の隠れた(隠してる)能力や妹・深雪の魔法を始めとして身内の実力を描写しないまま終わってしまったのも消化不良。
終わってみれば達也が気に入らん奴を軽くやり込めただけだったし…。
ただ、相思相愛&クソ強いっぽい兄妹ってのは大変にツボだし周りのキャラも概ね好感が持てたので、とりあえず入学編は通して読んでみようかと。