俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 BD第1巻 感想


つい先日、原作の最終巻も刊行され、アニメもそれなりに原作に沿いつつ後日放送分も込みで完結予定の俺妹のBD1巻。
この表紙のきりりん氏、勝利したオンナの顔ですわ…。
本作についてはとにかく
“尺が無い中でよくぞドラマCDのラブリーマイエンジェルあやせたんの話を入れてくれた!”
という点は支持しているので、それをBD1巻に持って来られちゃ買わないわけにはいくまい。
キャラの相関関係がめまぐるしく動いていた一期と違って、二期は一期で固まった心の中のポジションをどう表に出していくかという所になってきて、展開が平坦になってるので、ラブリーマイエンジェルあやせたんみたいに過激なキャラでアクセント付けてる回とそうでない回は受ける印象が全然違ってくるし、ホント重要!

  • 特典小説

10年後、メルルのリメイクを機に黒猫妹と桐乃が一緒に見るという話。
結局誰がどうなったか語られず仕舞いで『必要だったか、これ?』と思わざるをえない。
一応、ディスティニーノートなんて設定を作ったからには京介と黒猫が結婚してるもんだと思ってるけど…。

  • 特典ドラマCD

『ラブタッチ2〜俺の彼女の続編が発売されるわけがない〜』というわけでラブリーマイエンジェルあやせたん無双。
ゲームでもあったけど自画撮りは卑怯だろ…!
もうこのままあやせたんルートでOVA作っちゃえよ…!
あと一つはアニメ化されてない分の『あ、桐乃がいない間にいつも京介の部屋で遊んでいたものだから…』みたいな黒猫の話。
そういやこの話、アニメで無かったな。
二期が退屈だったのはこういう修羅場を省いてるせいもあるかも。
単なる原作再現ではなくて兄弟のイチャイチャを追加してあるのもナイス。