劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』感想

アイドルのサクセスストーリーの序章を新人マネージャー視点で。
基本的にスカウトやオーディションで集められた娘達ばかりだし、尺の関係もあって各キャラの掘り下げは浅いし、メンバーが打ち解ける過程もほとんど無いものの、キャラ付け描写は随所に入っていて分かりやすい。個人的には『仙台は震災で被災して…』みたいなのに時間を取らずに『仙台、頑張らないと』みたいなのが一言あった程度だったのも好ましかった。
また、ダンスシーンは枚数多いだけのことはあって動きの緩急が気持ち良かったしパンチラで興奮させようという気概を感じたけど、本編同様に作画は全体的にアレ。まぁキャラデザ相応ではあるか。
お金を持ち逃げした社長もなりふり構わずにチャンスを取りに行った結果っぽい感じするし、今期の中ではダントツに先が気になる作品になりそう。