DVD

リーフレットの解説のおかげでいつもは“不思議演出”に思える箇所に意味を見出せた。
もっと物が考えられるようになってから見ればより楽しめそうだ。
時制は2巻の交通事故の直後からの話。
式が一部の記憶を失っているせいで連続殺人の件はとりあえず放置し、
識がなぜか居なくなってる件も原因不明のまま、式はそんな自分を受け入れて立ち上がる。
戦闘はあっさりしてたけど、2巻目と3巻目の後味が良くなかった分、抵抗無く見られた。
今回出番が多かった橙子も大人キャラにありがちな
“神のような立場から意味深な台詞を言い捨てるだけ”
という典型ではなく、
“その場で考えて言っていることが理知的”
という感じだったのも好感が持てた一因かと。
また、サブタイトルからして橙子メインかと思っていた所で

蒼崎「“がらんどう”だということは“いくらでも詰め込める”ということだろ?
    この幸せ者め。それ以上の未来が、一体どこにあるというんだ。」

という風に式にもかぶせてくる所は上手いと思った。

  • 次回予告

黒幕っぽいオッサン登場。
中田譲治さんとかどこのマーボー神父ですか?w
デンパな青年を演じる柿原徹也さんのハマり具合にも期待。