“青春モノ”の定義とは?

“青春モノ”の定義って“青春”の定義(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%98%A5より)を見る限りだと、広義では『ティーンエージャーが主人公をやっている作品』といっても良さそうである。ティーンエージャーを主人公に据えたからには青年ならではの何かを描きたかったのだろうし、それは受け手がどう思おうと青春という要素が絡むんだから。
あとはロボットや魔法などが絡むことで呼称が変わっていって、最後まで分類しきれない、もしくは青春部分に焦点を絞ったものが“青春モノ”として残るわけだ。
…なぜこんなことを言い始めたかといえば

中二病でも恋がしたい!よりもさくら荘のペットな彼女の方が青春モノとして一万倍優れている』

といった趣旨のつぶやきを目にして違和感を覚えて反論しようとしたら“青春モノ”の定義についてあやふやでまとまらなかったためである。
しかし上記の定義で考えるならば、もしつぶやいた人が青春時代に気の合う人達と創作活動してた&それを大人たちに評価してもらったらこき下ろされたから仲間内で傷の舐め合いしてた経験を持っていた場合に

『天才だらけという設定をキャラの行動に反映できないでも、ワナビあるあるネタで悩んでるキャラ達の様子が実に青春を感じるじゃないか!
それに比べて中二病〜は役割に比べてキャラが余り気味で、しかもまとまりが無いので“みんなで何かする”という青春の象徴的イベントが無いから問題外!』

と言われれば何も反論できないので実りの無い思索であった。
いや、両アニメの感想総括をする際の着眼点の一つくらいにはなるか…。