魔法科高校の劣等生 原作第2巻 感想

そういや作品名に“劣等生”って入ってるけど、劣ってるのは主人公・達也じゃなくて魔法科高校の採用システムの方じゃないか…。
そんな本巻はラストでやっと主役兄妹無双で雑魚掃除して入学編完結。
といっても能力無効化の上位互換な達也の能力は今回みたいに相手が地味だと全然映えないわけで…。
深雪の活躍もほぼ無力化した、少なくとも同級生達なら十分に制圧できる程度の相手に向かってやってるんで弱い者いじめ感があって引っかかる。
しかも長々とした説明の末に結局は謎止まりって項目が多すぎて全然スッキリしない。
せめて事前にテロリスト達の強さアピールしとくとか、達也の能力バレが理解できる程度の設定小出し(≠後出し)にとどめておいてもっと読みやすくするとかできなかったものか…。
続刊はもういいか…。