やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 原作10巻 感想


『なんじゃこの手記って?』
『あ、これ葉山のか!(戻って読み返す』
『うんうん、やっぱり葉山のだな〜』
と来たのに最後の陽乃さんの台詞で『あ、これは陽乃さんのか!!行動とかもそれっぽいし!』っていうね。
完全に陽乃さんが正ヒロインというか超強いけど弱点突かれて倒されて改心しながら消えていくラスボス的なポジションだよこれ!
そんな布石やいろはす込みのヒロインズアピールがそこかしこにありつつ、お話としてはゆきのんと葉山の確執解消というノルマ達成といったところ。基本的に八幡視点の作品だからゆきのんと葉山の過去については回想無しでこれで語られた扱いになるのだろう。そこが案外あっさり片付いたことで新たな問題が浮き彫りにというのもなかなかたちが悪くてよろしいw
次は小町の受験ネタをどう膨らませてくるのか、近親者から『変わってきてるように見えるけど依存先が八幡になっただけ。マズい…』という雰囲気が出てるゆきのんはどうなるのか、そして裏ボス・お義母様のガハマさんと八幡へのリアクションが今までのキャラ達と違うっていう興味深いポイントもあるので続きが楽しみだ。