機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第3話「散華」

CGSを乗っ取ってから当面の方針を決めるメインストーリーを進めながら、全体的にはミカヅキの異常さを客観的に描写してた。
敵とみなした相手への非情さが目立つだけじゃなくて、仲間への気遣いスキルの高さもなにげにとんでもないのよね、ミカヅキ
『優先すべき仲間は守る、それ以外はゴミ扱い』というのは誰にでもある程度当てはまることだと思うけど、それを両極端にしながら表に出しちゃうのがミカヅキってことか。ミカヅキの主体性の無さや、最適化がほのめかされてますますニュータイプ全体最適システムっぽくなってきたアラヤシキとの関係がどうなっていくのか興味深い。
他、CGSの乗っ取りは一軍皆殺しかと思いきや、リーダー格だけ殺害、会計担当は残す、他は退職金を条件に進退を決めさせる、とそこそこ紳士的。
街の方は文明的に見えるので、明文化されてるかどうかはともかくそれなりに社会的な縛りがあるということなのだろう。
ドジ金髪さんも無力さを自覚できるようで伸びしろはあるし、バトルも単調な打ち合いだけかと思ったら棍棒にパイルバンカーを仕込んであって痺れた!
3話に来ても内容盛りだくさんで満足度高い。
で、次はスポンサーであるノブリス氏とオルガとの駆け引きになりそう。
独立運動と火星側、両方の資金援助をしてたフシがあるから、一筋縄で行かなそうなのが引き続き楽しみだ。